皮膚科

よくあるお悩み

かゆみ・じんましん

かゆみ・じんましん

寒くなると肌がカサカサしてかゆくなる皮脂欠乏症(乾皮症)、皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)しばらくすると跡かたなく消えるじんましんは、よくある病気で、経験のある方も少なくないと思います。
乾皮症は、その名のとおり皮膚に乾燥を生じてしまう病気です。皮膚の表面の脂(あぶら)が減少し、それによって皮膚の水分も減少してこの症状に至ります。保湿クリームを欠かさずに使用し、まずはしっかりと適切にステロイド軟膏を使用して炎症を完全に抑え込むことが大切です。保湿クリームや軟膏は保険適用で処方できますので、お気軽にご相談ください。
じんましんは、食べ物や薬へのアレルギー反応のように思う人も多いようですが、そのほかの感染、暑さ、寒さといった気温に対する刺激、圧迫や日光などによっても起こります。改善するには可能な限り原因や悪化因子を探し、それらを取り除く、あるいは避けるようにすること。それでも治癒が見られない場合は、薬を処方いたします。

イボ(疣贅)

イボといっても、実際には様々なものがひろくイボと言われています。首などにできるブツブツ(アクロコルドン)、脇などにできるスキンタグ、年齢とともに角質が肥厚隆起する脂漏性角化症、額などに多い脾瘤種や面皰まどもイボと呼ばれているかもしれません。しかし、厄介なのがウイルスによる感染が原因の疣贅(ゆうぜい)と呼ばれるものです。指や足の裏にできるとなかなか治りません。
通常は、液体窒素という-196℃の超低温の液体で凍結させて治療をします。当クリニックでは、なかなか治らないイボ(疣贅)に対しては、丁寧に表面を削ったうえで液体窒素を効果的に使用します。それでも治らない時には、いつまでも液体窒素に固執せずに、手術で摘除したりレーザーで焼灼して完治させます。
なかなか治らずにお困りの方は、ぜひ一度ご相談にいらしてください。

巻き爪・陥入爪(かんにゅうそう)

巻き爪は、爪が横方向に巻いた形に異常に曲がった状態なことです。爪の変形で陥入爪を引き起こすこともあります。陥入爪は、爪の先端や側縁が周りの皮膚に食い込んで炎症(痛み、赤み、腫れ)を起こした状態をいいます。炎症が進み、爪の周りに赤い肉芽組織が発生することもあります。
活動量の多い10~20歳代の方に多くみられますが、爪が薄くて折れやすいという方、乳児や乳幼児、そして高齢者の方まで幅広い年齢の方が悩んでいらっしゃいます。部位として最も多いのは足の親指で、もちろんほかの足の指、手指にも起こります。
手術で治療することもできますし、簡易的にクッションを用いたり、形状記憶ワイヤーを使った矯正手術も行っています。
また、見逃されやすいのが水虫です。爪水虫(爪白癬)は、爪の中に白癬(はくせん)菌が侵入すると、爪が分厚くなって巻いてきます。この時には感染したつめの除去と爪専用の塗り薬が必要となります。
巻き爪・陥入爪にはさまざまな種類がありますので、タイプ別に分類し、よく相談の上、適切な治療法を提案いたします。

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